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相続とは

■相続とは
相続とは、死亡した人の財産を残された相続人(家族など)に承継することを言います。
相続は死亡によって開始し(民法882条)、相続人はその時から被相続人の一切の権利義務を承継します(896条本文)。

■財産を受け取るのは誰か?
被相続人(死亡した人)が有効に遺言をしていた場合は、原則的にその内容にならって相続します。
つまり、被相続人が指定した相続人が、遺言の内容の通りに財産を承継します。
ただし、法定相続人による遺留分減殺請求(1028条)という例外もあります。
遺留分は、家族が最低限受け取ることができる財産割合のようなものです。
被相続人の配偶者・直系尊属・子は、この遺留分を下回る相続しか受けられない場合に、遺言により相続を受けた人に対しその割合を請求することができるのです。

遺言がない場合は、民法の規定に沿って相続を行います。

・被相続人に配偶者がいた場合
被相続人の配偶者は必ず相続人となります。
さらに、①被相続人の子、②被相続人の直系尊属、③被相続人の兄弟や姉妹の優先順位で最も上位にいる者が相続人となります。

例えば被相続人に配偶者、息子、娘、兄がいた場合、法定相続人となるのは配偶者、息子、娘の3人です。

・被相続人に配偶者がいない場合
配偶者がいない場合は、①子、②直系尊属、③兄弟姉妹の順で最も上位の者が相続人となります。

民法でこのように定められた相続人のことを、法定相続人と呼びます。

■相続の割合は?
誰がどれだけの財産を相続するかという問題も、遺言の有無によって変わります。
遺言がある場合は、相続割合もその内容にしたがいます。

・「配偶者+子」が法定相続人となった場合
この場合、法定相続分は2分の1ずつとなります。
なお、子が複数人いる場合は、2分の1の相続財産をさらに等分します。

・「配偶者+直系尊属」が法定相続人となった場合
この場合、配偶者が相続財産の3分の2を、直系尊属が3分の1を承継します。

・「配偶者+兄弟姉妹」が法定相続人となった場合
この場合、配偶者が4分の3、兄弟姉妹4分の1を承継します。

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